秘境八十里越体感バス

八十里越とは、越後と福島を結ぶ山岳街道であるが、人が通るのが精一杯。
そこでクルマを通すべく国道２８９号として工事をしている.。しかし１年の半分は雪で工事が出来ないなど、大幅に遅れている。

道路の勾配は４％以下で、冬季閉鎖はしない設計。

観光道路としてはもちろん、只見町からは会津若松より近くなるため、救急搬送にも期待がかかるという。

出発は、道の駅：漢学の里しただ。午後の便で１時１５分発。
マイクロバス４台での運行である。

一般車が通行出来なくなるゲートから先は、しばらく旧道（工事用道路）を走る。
先導車が付き、乗客はヘルメット着用である。

ぼたばしで下車、見学。

ぼたばしから、下流を、紅葉時期はきれいだろうな～

上流側。

第５号橋梁の現場。まだ仮橋の段階。

１０００ｍ足らずの山塊だが、結構谷が深い。

５号橋梁の説明。橋脚は８０ｍにもなるという。ちなみに米山大橋でも５３ｍだという。

烏帽子岳がよく見える。

ここから再び新道に入る。

７号トンネルと８号トンネルのわずかなスペースに、現場事務所が
そして、８号トンネルを過ぎるとすぐに９号トンネル。
３１６８ｍの９号トンネルで福島県に入る。

９号トンネルを出たところ。
ここは、先の新潟福島豪雨で、かなりの被害が出たところだと言う。

この先は急峻な地形は少なくなるという。

たしかに福島県に入った。


バスはここでUターン（１５：１５）
来た道を戻ります。

おまけ

７号トンネルの入り口（出口）上部に、なにやらまじないのようなやや反った棒のようなものがありますが、みなさんおわかりでしょうか？

これは化粧木と言って、安全祈願のために設置されているのだそうです。
元は伊勢神宮の屋根の飾り木から来ているのだそうです。

私が乗った１号車のガイド氏。
知識が深く豊富で次から次から・・・

そして、「みなさん、‘うきうき！しただ郷’ってご存じですか？」
って話から、
ガイド氏は、ギンナン爺さんだと判明。
どうりで・・・