バリカン
バリカンは、日本語でないと想像できますが、英語ではクリッパー・ヘアークリッパーと言います。
ではフランス語・ドイツ語?
日本の国語学の権威K博士もいろいろ調べたが、分からなかったそうな。
ある理容店で古いバリカンを見たK博士、バリカン・エ・マールなるフランス語を見つけました。
調べた結果、これは器具の名前ではなく、製造会社の名称でした。
ここから広まったのだろうと推測したそうです。
ちなみにフランス語では、バリカンをトンズーズと言うのだそうです。
って昔の文献を引っ張り出して調べたんですが、念のためグーグルで調べると、なんとWikipediaに載っているではないですか?
恐るべしインターネット。
似たような例は、ホッチキスでしょうか?
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コメント
輝ジィ~ジさま、こんばんは。
いや~さすが博学でいらっしゃる。
中でもバリカンは、業界人でも知らない人が多くいるのですから、すごいことです。
投稿: もうぞう | 2013/07/27 19:13
もうぞうさま
バリカン バリカン頭 ホッチキス テトロン 等
年寄りのせいか?知っていました。
投稿: 輝ジィ~ジ | 2013/07/27 07:04
玉井人ひろたさま、こんばんは。
バリカン頭は、初めてですね。
それにテトロンやテーラーも同類だったとは、また知識が増えました。
ありがとうございます。
投稿: もうぞう | 2013/07/25 19:18
私の持っている「語源辞典(講談社)にはその語源が載っていました。Wikipediaと同じでした。
でも、Wikipediaには掲載が無い一文がありましたので、対かという形で紹介させてください。
>近代日本の児童・生徒・兵士の画一化された「バリカン頭(坊主頭)」をこしらえるのに貢献した。
上記は同辞典の最後の行に有りましたが「バリカン頭」という言葉があったんですね。
昔、ポリエステル繊維を「テトロン」と言っていた時期が有りますが、これも社名です。
農家の高齢者には、手押しのエンジン耕運機を「テーラー」または「ミリテーラー」というかたが、たぶん今でも全国にいると思いますが、これは日本の農機具メーカー(今はコマツに吸収された)がアメリカの同名の会社の代理販売をやったことからそう呼ばれました。
投稿: 玉井人ひろた | 2013/07/25 12:22
tuba姐さま、おはようございます。
他に、本来の意味からかけ離れているものに、ミシン・パーマなどが思いつきます。
投稿: もうぞう | 2013/07/25 06:58
へぇ~~!
当たり前に、バリカンって呼んでいたのが器具では無く社名だったなんて・・・今さらながら驚ていますぅーΣ(`0´*)
ホッチキスも?
アッ!まだ調べた無かった。
検索してみよぅ~っとぅ
投稿: tuba姐 | 2013/07/24 21:21