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2013/02/01

あなかしこ 

「お経って、漢字でのみ書かれた経文を読み上げるんですよね。でも葬儀などでは、和文のようなお経?もあがりますが、これはなんですか?」

「?」

「がんにしくどく、とか、無情の風・・・まなこたちまち、とか、あなかしこ・・・」

「あ~あれですか?白骨の御文ですよ。浄土真宗だけのようですよ。ま~お経の一種なんでしょうね」

へ~葬式続きで知識が増えた(無知を証明した)もうぞうであった。

詳しい方、補足をお願いできたら幸いです。よろしくお願いします。

 

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コメント

輝ジィ~ジさま、こんばんは。

私なんかもっといい加減ですからね~
まるで理解していませんから。
でも歳を取ってきたせいか、だんだん気にはなってきたようですが・・・

投稿: もうぞう | 2013/02/05 16:54

もうぞうさま
小生、いい加減であるものの門徒(お西)貴殿は確か(お東)

親鸞聖人を開祖とする浄土真宗、その根本聖典である
教行信証の一部に所謂、Digest版 エキス?が「正信偈」
小生10数行しか諳んじていませんが、生きてるうちに
何とか120行唱えること出来ないかな?と願っています。

浄土真宗が全国に広まったのは8代蓮如上人の全国行脚
布教活動に起因しますが、蓮如上人が全国の門徒に発信した法話の書簡の一部に 白骨のお文(本願寺派では御文章)が有るのです。
従って、法語でありお経とは異なるものと解釈しております。
従って 末尾にあなかしこ ・・・。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2013/02/05 12:44

エンドウマメさま、こんばんは。

あなかしこなど、以前から知ってはいたんですが、気にもとめませんでしたのでね。

投稿: もうぞう | 2013/02/02 20:21

法事で白骨の御文が読まれると、あ~っ終わりや~って
云う風に(笑)思います。 でも白骨の御文は、何だか
ありがたいですよね。 あなかしこ~あなかしこ~って
云われたら終わりだと云う(笑)感じで、数珠を手に。

投稿: エンドウマメ | 2013/02/02 19:07

玉井人ひろたさま、こんばんは。

わかりやすい解説、ありがとうございます。
ほんと頼りになりますね。

投稿: もうぞう | 2013/02/02 18:56

内容は違えど、各宗派全てにひらがなやカタカナ交じりのお経は存在します。

曹洞宗の修証義などはそれが第5章まであって、これが始まると長いのでため息が出てしまいます。

私の天台宗では「となえたてまつる光明真言は・・・」から始まって「オンアボギャベイロシャノウ・・・」ととなえる真言経などは漢字とひらがなンとカタカナがすべて入ります。

お経は、釈迦の教えのサンスクリット語が中国で漢字に替えられた「経」、出家者の規律を記した「律」、そして各宗派の開祖などが自分なりに考える仏教論を記した「論」の三つをまとめて「三蔵」といい、それ全てをお経としています。

つまり、平仮名交じりで比較的に判りやすく昔の日本語になっているお経はその宗派開祖の「論」=「仏教研究の論文」だといえます。

ですから、宗派ごとに独特になるのだと思います。

ちなみにお釈迦様はお経など一切書いても作ってもいません。後世すべて弟子によるものです

投稿: 玉井人ひろた | 2013/02/02 09:26

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