フルサイズ化進む
デジタル一眼レフカメラは、フルサイズ化が進んでいます。
フルサイズとは、一コマが36mm×24mmのフィルム時代で使われていたサイズのことで、撮像素子がほぼそのサイズになっているカメラのことです。
ライカ版とも135サイズ・FXサイズなどとも呼ばれています。
撮像素子は価格が高く、大きなサイズにすることが困難だったので、多くの一眼レフは、小さめのAPS-C(サイズ)と言われるフルサイズの半分以下の大きさの撮像素子(CCDやCMOS)を採用していました。
具体的には23.4mm×16.7mm程度です。
もちろん大きな撮像素子の方が、多くの点で優れています。
価格が下がってきたとなれば、大変結構なことですが、問題はレンズです。
このところ新発売されたレンズは、APS-C用専用のやや小振りなレンズが多かったんですね。
取り付け部分(マウント)は同じですからメーカーさえ同じなら通常取り付けることができます。
しかしそのレンズをフルサイズカメラに取り付けると、周辺まで光が届かない可能性が高いので、周辺が暗く写ります。
展覧会用に大きく伸ばすのならフルサイズまたはその上の中判サイズでしょうけど、A3サイズ程度までなら小型軽量のAPS-Cサイズで十分かと思うのですね~
主な撮像素子の面積比
上から
フルサイズ
APS-C
フォーサーズ
コンデジ 1/1.7型
コンデジ 1/2.3型
一番下のこんな小さなサイズに1600万画素も押し込むのですから、すごい!って言うか、呆れる。
それだけの価値があるとは思いませんけどね~
なおPENTAXは、まだフルサイズ一眼が無い。発売が期待されてはいるんですけどね~(私はAPS-Cの充実を望むところですが・・・)
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コメント
輝ジィ~ジさま、こんばんは。
αのレンズならSONYのカメラで使用可能かと思います。
しかしほんとにね~
私だって今のカメラで不満なところは、高感度が弱いところです。
もちろんまだ十分使えるし、勿体ないですよね~
その一方で、お金ばかり貯めてどうする?
有効に使った方が良いぞ!って
悪魔が囁くのです。
投稿: もうぞう | 2012/10/04 19:07
もうぞうさま
我が家に昔々のミノルタαシリーズとレンズも2,3本
ありますが、今更処分も・・・
ゴミに出すのも・・・
如何しましょう?
余程の好事家は幾らお金がかかっても欲しいものは
手に入れたがるでしょう。
しかし汎用品のハイスペック志向は自社の財務内容を
悪くするばかりと思いますが。
投稿: 輝ジィ~ジ | 2012/10/04 07:09
玉井人ひろたさま、おはようございます。
フィルムカメラ、まだ作っているのでしょうか?ちょっと意外でした。
一眼レフはミラーとプリズムによって見るがままの画像を撮影します。
一般のコンデジは、ファインダーと実際に写る画がややずれます。覗くところと実際に写るところが違うからです。
ただカメラについている液晶画面なら実際に写るのと同じ画が映し出されるので、その問題は解決したと言っても良いでしょう。
・・・
まだまだ長くなるので、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%AC%E3%82%B9%E4%B8%80%E7%9C%BC%E3%82%AB%E3%83%A1%E3%83%A9
をご覧ください。
投稿: もうぞう | 2012/10/02 06:52
追伸
同じページに「ミラーレス1眼」というのが紹介されていましたが、どういう良さが有るんでしょう?
投稿: 玉井人ひろた | 2012/10/01 20:59
キャノンを見てきました。フルサイズで2000万画素以上のが並んでいました。
その同じページにフィルム一眼が紹介されていたのには少し驚きました。
投稿: 玉井人ひろた | 2012/10/01 20:56