国宝か重文か
秋葉区小須戸地区の茂林寺にある子育延命地蔵尊について、ニイガタ検定のテキストによれば・・・
「1937年国宝に指定され、その後1950年に国の重要文化財に指定される。」
と記してある。
ただし
「1937年2月に国宝に指定された。その後1950年に国の重要文化財に指定替えされている。」
と、注意書きがある。
格下げされたのか?まさか国宝の方が格下なんて事はないよな~と思って、調べてみました。
すると
1950年の文化財保護法施行以前の旧制度
つまり1950年に法律が変わって、大幅な見直しがあったようです。
結局この案件、旧制度では国宝だったが、今は重要文化財であり、国宝と名乗るには無理があるのだろうか?
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コメント
輝ジィ~ジさま、おはようございます。
現在東京在住なのでしょうかね~
さて1950年の法改正でと言うことになると、かなり多くが重文に「格下げ」されたのでしょうね~
投稿: もうぞう | 2010/01/23 07:06
もうぞうさま
今晩は
小生 昨年千葉へ行ったとき千葉の清水寺と言われている
お寺もやっぱり同じで、現在は重文になっていたので
「あれっ?」と思いました。
法改正とはいえ、何か気の毒な様な気がしますネ。
投稿: 輝ジィ~ジ@東京 | 2010/01/22 21:48
こんばんは。
>山口ももりさま
>玉井人ひろたさま
たしかにそのようですね。
でもやはり「国宝」の方がワンランク上の気がします。
投稿: もうぞう | 2010/01/20 19:28
国宝も国指定重要文化財も、どちらも文部科学省が指定する有形の重要文化財という点では「同じもの」という位置づけのようです。
ただその中でも国宝と言われるのは
「国が指定した有形重要文化財のうち、世界文化の見地から価値の高いものでたぐいない国民の宝たるものを言う」と、
文書では示されているようですね。
ですからどうしても「国宝」の方がワンランク上になるようですね。
投稿: 玉井人ひろた | 2010/01/20 17:30
以前、ある重要文化財のお仁王様を所持してらっしゃるお寺の住職様から聞いた話ですが、重要文化財と国宝の違いは、作品の良し悪しのみではなく、しっかりとしたうら付けがとれたもの、作者、年代、過去の所有者とか・・・作品が非常に優れていても証拠が無いとダメなんですって。悔しそうに話してらっしゃいました。格下げ???そう思わされるのすら悔しいじゃありませんか
投稿: 山口ももり | 2010/01/20 08:04