佐潟は、なぜ「さかた」か?について・・・
この疑問を博識の持ち主である中村氏に伺ってみた。
「新潟には、鳥屋野潟や福島潟など全部と言っていいほど{**がた}と呼びますが、なんで、佐潟は{さがた}と濁らないのですか?」
「私も良くは分かりませんが、濁らないと言うところに、ヒントがありそうですよね」
「・・・と言いますと」
「この佐潟は砂丘湖であり、北東部の大きな本潟と南西部の小さな上潟から成り立っている。標高5m・平均水深1m・総水域面積は43.6haで湖底は船底型である。流入する河川は無く、湧水で維持されているのですよ」
「あっ、つまり綺麗な水? 濁らない水と言うことですね」
「そうです、濁らない水 綺麗な水だから、{さがた}と濁ってはいけないのです」
なんとも見事な解説でありました。
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コメント
kurimammyさま、こんばんは。
佐潟が、濁らないできれいだったのは、昔の話で、今はかなり汚いそうです。
五十嵐は濁りませんね~
新潟で濁った五十嵐さん募集したんですが・・・
見つかりませんね~
投稿: もうぞう | 2006/10/26 19:10
へ〜 そうなんですか
一度行った事ありますが、湧き水だったんですね。
まわりの景色がミニ砂丘のようで、意外と好きでした。
そう言えば 五十嵐を「いからし」 とこれも濁らないですよね。
投稿: kurimammy | 2006/10/26 17:47
玉井人さま、こんばんは。
この中村氏の解説だって、本当かどうか分かりませんよ。
玉井人さんの方が当たっているかも?知れませんよ。
投稿: もうぞう | 2006/10/25 19:09
なるほど、なるほど、そうでしたか。
わたしは「佐の方の潟」が縮まったのかなとも思いました。
本などによると、熟語になったとき「か」が鼻濁音の「が」になる日本語が多いように、
<たとえば「髪型」が「かみかた」でなく「かみがた」と発音するがごとく「潟」は「かた」としか単独では読まない漢字なのに頭に文字がつくと「がた」のほうが発声しやすい。>
ところが佐潟(さかた)は鼻濁音にしなくても発音がし易かったのでならなかった。
というのがもっとも近いようにわたしは思いましたが・・・推論ですがどうでしょうか?
諸説があるから由来は面白いですね。
投稿: 玉井人 | 2006/10/25 10:44